レアル・マドリードは2日、すでに合意が伝えられていたチェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(29)獲得を発表した。

契約は26年6月までの4年間。チェルシーとの契約満了後の加入になるため、移籍金は発生しない。

センターバックのリュディガーは18歳の時にシュツットガルトでブンデスリーガデビュー。ローマを経て、17年からチェルシーに加わった。5シーズンに渡って活躍し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)1回、欧州リーグ1回、クラブW杯1回、欧州スーパーカップ1回、FA杯1回の5タイトルを獲得した。

今季は公式戦54試合に出場し5得点。欧州CLでは準々決勝でRマドリードと対戦し、得点を挙げる活躍を見せたが、チームは敗退した。ドイツ代表では50試合に出場し、2得点を記録している。

リュデガーは現在、欧州ネーションズリーグを戦うドイツ代表に招集されている。20日にRマドリードの練習場で入団セレモニーを行う予定となっている。(高橋智行通信員)