国際サッカー連盟(FIFA)は11日、ワールドカップ(W杯)南米予選で出場資格のない選手を起用した疑いをかけられたエクアドルへの調査を終了したと発表した。

南米予選を4位で突破したエクアドルは、そのまま2大会ぶり4度目の本大会に出場する。

FIFAの規律委員会は関係者全員の提出物を分析、検討した結果、調査を終えることを決定。調査結果は同日に関係者に通知されたという。

エクアドルはDFバイロン・カスティージョ(23)に同国代表の資格がないという疑いが持たれていた。

予選敗退したチリがFIFAに調査を要求。チリ・サッカー連盟は、カスティージョがコロンビア人で、偽造した出生証明書によってエクアドル代表入りしたと主張していた。