6月いっぱいでレアル・マドリードとの契約が満了するウェールズ代表FWギャレス・ベール(32)が25日までに、米MLSロサンゼルスFCに移籍することで合意した。

他クラブからのオファーも受けていたベールにとって、今後の最大の目標は22年ワールドカップ(W杯)カタール大会で活躍すること。それに向けてコンディションを維持するために、ロサンゼルスFC移籍がベストだと判断したもようだ。

ベールは自身のツイッターに、ロサンゼルスFCの帽子をかぶった映像をアップし、「See you soon, Los Angeles.(近いうちに会おう、ロサンゼルス)」と記した。

ベールはW杯に出場できなければ引退の可能性もあった。だがW杯出場をかけた欧州予選プレーオフでオーストリア、ウクライナを倒して本大会出場を決めた。地元のイングランド2部カーディフへ移籍するうわさもあったが、米国を新天地に選んだ。