レアル・ソシエダードで初先発を飾った日本代表MF久保建英(21)をスペイン紙が高く評価した。

Rソシエダードは27日、プレシーズンマッチ3試合目で同じスペイン1部のオサスナと対戦。アギーレのゴールにより1-0で勝利した。この一戦で加入後、初スタメン入りを果たした久保はピッチを縦横無尽に動き回り、積極的にドリブルを仕掛けて度々ファウルを誘発し、後半15分までプレーした。

このようなパフォーマンスを披露した久保をレアル・ソシエダードの地元紙エル・ディアリオ・バスコは高評価。チームトップの4点(最高5点)をつけた。特に空中戦で強さを見せたパチェコと、アギーレの決勝点をアシストしたナバーロが久保と同じ4点だった。

同紙は久保のプレーについて「最初は右サイドに入ったが、すぐにポジションをトップ下に移した。これにより多くのプレーに参加し、相手を背負ったままターンする技術力の高さを示した。また中央でドリブルを仕掛けた際、相手を混乱させた」とオサスナ守備陣の脅威になったことを強調した。

Rソシエダードはこの後、30日にアウェーで行われるプレシーズンマッチ4戦目でプレミアリーグのボーンマスと対戦する。

(高橋智行通信員)