バルセロナがスペイン人MFリキ・プッチ(22)の移籍で米MLSロサンゼルス・ギャラクシーと合意間近になったと、スペイン紙アス電子版が2日に報じた。

すでにリキ・プッチはロサンゼルス・ギャラクシーと合意済みで、残すはクラブ間合意のみとなっている。契約は25年までの3年間になる予定であるとのことだ。

リキ・プッチは14年にバルセロナの下部組織に入団。それ以降、順調に成長していき、18年12月の国王杯でトップチームデビューを達成した。これまで公式戦57試合に出場し2得点を記録している。

シャビ監督は昨季、リキ・プッチをほとんど起用せず、すでに今年5月、今季の構想に入らないことを告げており、今夏のプレシーズンのアメリカ遠征にも連れていかなかった。

バルセロナはリキ・プッチとの契約が来年6月まで残っているが、ロサンゼルス・ギャラクシーに移籍金ゼロで譲渡する予定であるという。その見返りとしてロサンゼルス・ギャラクシーが将来、リキ・プッチを他のクラブに売却した場合、その移籍金の何十%かを受け取る権利を保有するとのことだ。

さらにバルセロナはこの後、リキ・プッチ同様に戦力外のGKネト、DFウムティティ、FWブライトバイテを今夏中に放出つもりであるという。

(高橋智行通信員)