22日のリバプール戦で今季初勝利を挙げたマンチェスター・ユナイテッドのエリック・テンハグ監督(52)が、エースのロナウドと主将のDFマグワイアをスタメンから外した状況について英サン紙電子版が報じた。

テンハグ監督は18日に2時間にわたるチームミーティングを開催。選手たちにざっくばらんな意見を求めた。その席で、選手全員の前でロナウドとマグワイアのスタメン落ちを発表したという。同ミーティングでひと言も発しなかったというロナウドにとっては屈辱の時間となってしまった。

テンハグ監督はチームがロナウドの去就に振り回されることにウンザリしており、さらにロナウド本人が「近いうちにインタビューですべてを話す」と表明したことについては激怒しているという。

サン紙によると、現在テンハグ監督はロナウドの退団を希望しており、何人かの選手もロナウドの態度がチームの雰囲気を損ねていると感じているもようだ。

テンハグ監督はミーティングで「クラブ首脳は私を全面的に支持してくれている」という趣旨の発言をし、指揮官が志向するサッカーのもと、チームが1つになることを要求したという。