史上3位タイとなる6度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝を誇るリバプール(イングランド)が1-4でナポリ(イタリア)にまさかの大敗を喫した。

リバプールは開始早々にMFミルナーのハンドでPKを献上。これを決められて先制されると、前半18分にもDFファンダイクが相手の足を踏んで2度目のPKを献上した。今度はGKアリソンが好セーブで防いだが、同31分、同44分と立て続けに失点して、0-3で前半を折り返した。

リバプールは後半立ち上がりにも失点。精神的支柱のMFヘンダーソン主将をけがで欠き、同49分にFWルイス・ディアスのゴールで1点を返すのがやっとだった。

クロップ監督は「まず、ナポリは素晴らしい試合をして、ウチはできなかった。それが敗戦の最初の説明だ。3、4点目は相手のお皿に盛り付けるようにプレゼントしてしまったもの。もっとしっかり守るべきだった」

「我々はまったく試合に入りきれなかった。攻守においてコンパクトにプレーできなかった。問題の解決を試みたが、それができず、チームとしてプレーできなかった。どうしてこうなったのか分析しないといけない。それが私の仕事だ」などと首をかしげた。