レアル・マドリードのBチーム(カスティージャ)に所属する“ピピ”ことMF中井卓大(18)が、公式戦デビューを果たした。スペイン紙マルカ電子版が26日、報じた。

ホームで、スペイン3部リーグ・グループ1の第5節でバダホスと対戦。中井は3点リードの後半41分から途中出場。元フランス代表MFで、R・マドリード監督を務めたことがあるジダン氏の三男テオとともに、4-4-2のダブルボランチを形成した。

今季、フベニールA(U-19)からカスティージャに昇格。ベンチ入り3回目にして公式戦デビューとなった。

トップチームのアンチェロッティ監督がスタンドで見守る中での一戦。試合は3-1で勝利し、3連勝。カスティージャは、元スペイン代表FWで、R・マドリードのレジェンド的存在のラウール氏が指揮を執る。同監督は、2得点を決めたアリーバスについて「アンチェロッティも私もアリーバスをトップチームで見ることができたらうれしいだろうね。我々が求めているのはカスティージャの選手たちがトップチームに貢献できることだ」と言及した。チームは、スペイン3部リーグ・グループ1で、5試合3勝1分け1敗の勝ち点10で4位となっている。(高橋智行通信員)