王者レアル・マドリード(スペイン)2-1でシャフタル・ドネツク(ウクライナ)に競り勝った。ロドリゴ、ビニシウスのゴールで2点を先行し、1点差に詰め寄られながらも逃げ切った。

スペイン・マルカ紙電子版によると、Rマドリードのアンチェロッティ監督は、シュート本数36本-11本と大きく上回りながら、結果的に僅差の試合となった一戦について「満足している。我々はとてもいいプレーができたから。ただ、チャンスはたくさんあったが、決定力不足だった。また、インテンシティー(強度)が少し下がっていたので、ハーフタイムに注意を促した。試合は終わっていなかったから。それはよく起こり得ることだ。簡単に見えて、いきなり危険な試合になることがある」と振り返った。

3連勝で勝ち点9。次節の結果次第で決勝トーナメント進出が決まる。同監督は「我々には来週、1次リーグを突破し、スペインリーグに集中できる大きなチャンスがある。欧州CLでエネルギーを奪われるのは普通のことなので、そのチャンスは本当に重要だ」と話した。

またアンチェロッティ監督は1ゴール1アシストを記録し、勝利の立役者となったロドリゴについて「前線のどのポジションでもプレーできる高いクオリティーを備えている」と評価し、試合中フィジカル面に問題があったようだったことに関しては「何の問題もない。足をつっただけだ」と説明した。(高橋智行通信員)