【マドリード=高橋智行通信員】レアル・マドリードとバルセロナによる伝統の一戦「クラシコ」は、ホームのRマドリードが制した。

試合後、カルロ・アンチェロッティ監督が会見に出席し、勝利した試合を満足そうに振り返った。

主なコメントは以下の通り。

-勝利の鍵について

「我々は前半、より力強く、より効果的で、バルセロナよりも優れていた。非常に高い位置からプレスをかけてきた相手に対してうまくビルドアップし、自信を持って後方から仕掛け、守備も素晴らしく、全員がしっかり責任を持ちプレーしてくれた。それが試合の鍵となった」

-大活躍のクロースとバルベルデについて

「2人ともとても良い試合をやってくれた。クロースは後方から仕掛けるのを大いに助け、その特徴から守備が苦手な時もあるが今日は強かった。フェデ(バルベルデ)はウイングでプレーすることに慣れてきており、何度も相手ゴールに迫り、得点を挙げてくれた。彼はエネルギーと素晴らしい才能を備えている」

-先制点を決めたベンゼマについて

「練習でかなり良かったし、今後コンディションがもっとよくなっていくはずだ。今日は素晴らしい試合をやり、ゴールを決め、重要な存在になった。明日(17日)、バロンドール(欧州最優秀選手賞)を受賞することを願っているし、我々は彼を祝福するつもりだ。なぜならごくわずかだが、それは我々のものでもあるから」