スペインリーグのレアル・ソシエダードに所属する日本代表MF久保建英(21)は、セルタ戦(16日)で先発し後半30分で途中交代した。プレーに対し、地元紙の評価は低かった。

Rソシエダードは公式戦7連勝を達成した。前戦から中2日で行われた試合でスタメン復帰した久保は、いつも通り2トップの左でプレーし前線から積極的にプレスをかけるも、攻撃にあまり絡むことなく後半30分に交代した。

この日の久保に対し地元紙エル・ディアリオ・バスコは「ほとんどプレーに関与できず、フィジカルの強いアイドゥに挑んだデュエルに敗れ、これまでの試合よりも苦しんだ。それでも中盤に下がってチームメートをサポートし、ボールのないところでの仕事をやり続けた」と評し、スビメンディ、シルバと並びチーム最低の2点(最高5点)をつけた。一方、チームトップは決勝点を記録したスベルディアで最高の5点だった。

スペイン紙アスはチーム唯一となる最低の0点(最高3点)をつけ、スペイン紙マルカの評価は1点(最高3点)だった。

久保のスペインリーグ成績は9試合(先発8試合)、620分出場、2得点2アシスト。Rソシエダードはリーグ戦4連勝で勝ち点19を獲得し5位に浮上した。チームはこの後、19日にスペインリーグ第10節で久保の古巣マジョルカをホームに迎える。(高橋智行通信員)