スペイン1部バルセロナのシャビ監督(42)が公式戦で50試合を指揮した。過去20年間で同クラブを指揮した監督の中で、50試合時点での成績が最低だとスペイン紙マルカが17日に報じた。

シャビ監督は16日に行われたリーグ第9節レアル・マドリード戦に1-3で敗戦。リーグ戦初黒星を喫した。これにより連勝が7でストップし、Rマドリードに首位の座を譲ることになった。

公式戦通算成績は28勝11分け11敗。マルカ紙によるとこれは、ここ20年間にバルセロナで50試合に達した監督の中で最低の成績であるとのことだ。

シャビ監督の成績に最も近いのはライカールトで、28勝12分け10敗。一方で最も成績が良かったのはルイス・エンリケ(現スペイン代表監督)で、42勝3分け5敗となっている。

またペップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティー監督)とヘラルド・マルティーノ(現メキシコ代表監督)が37勝8分け5敗、バルベルデ(現ビルバオ監督)が36勝11分け3敗、ティト・ビラノバ(14年に死去)が36勝8分け6敗、クーマンが33勝7分け10敗で続いている。

同紙はシャビ監督がこのように悪い成績を残している原因のひとつとして、メッシ(現パリ・サンジェルマン)が退団したことを挙げている。(高橋智行通信員)