レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)の豪快な同点ゴールは幻となった。

1点を追う前半45分、自陣からのカウンターでMFブライス・メンデスを受けた久保は、相手2人をドリブルで翻弄(ほんろう)しながらペナルティーエリア外から豪快な左足シュート。一直線にゴール左隅へ突き刺さった。

あまりに鮮やかな一撃に、久保も感情を爆発させて喜んだ。だが、主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で確認したところ、自陣で相手ボールをカットする際に味方選手のファウルがあり、取り消された。

決まっていれば今季3点目となる、あまりに惜しいビューティフルゴール。ツイッター上には「取り消し、悲しい」「VARが憎い」などファンの声があふれた。

久保は後半29分で交代となった。Rソシエダードは終盤に得点したが、再びVAR判定でオフサイドが確認されて取り消しになるなど、不運が重なり敗れた。