バルセロナ(スペイン)が0-3でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に完敗した。

バルセロナはC組3位で欧州CL敗退が決定。欧州リーグの決勝トーナメント進出をかけたプレーオフに回ることになった。

試合開始の時点でC組のもう1試合ですでにインテル・ミラノ(イタリア)が4-0でプルゼニ(チェコ)に勝利。バルセロナの敗退が決定していた。

そのためモチベーションが低下したのか、バルセロナは前半10分にマネ、同31分にチュポモティングにそれぞれゴールを決められ2失点。試合終了間際にも1点を追加され、0-3で敗れた。

シャビ監督は「ファンの無条件のサポートに感謝したい。彼らは素晴らしい雰囲気をつくってくれた。ピッチで感謝の気持ちを示せなかったのが残念だ。我々は現実に向き合わなければならない。この敗戦は大きな打撃だ」

「我々はバイエルンと対等に戦うことができなかった。相手はとても良いチームで、我々よりも数段上だったし、強度も高かった。試合前に敗退が決まっていたことも心理的に影響したのは間違いない」などと話した。

バルセロナは今後、欧州リーグや現在2位の国内リーグ、国王杯で優勝を目指すことになる。シャビ監督は「欧州CLからは敗退したが、まだ10月。シーズンは終わっておらず、他の大会が残っている」

「我々にはまだタイトルを獲得するという希望が残っているし、正直、我々はタイトルを獲得できると思っている」などと巻き返しを誓っていた。(高橋智行通信員)