レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(63)が、11日にサウジアラビア・リヤドで開催されたスペイン・スーパーカップ準決勝・バレンシア戦後、「ビニシウスがPKを蹴らないで済んで良かったよ」と冗談を述べた。

Rマドリードはバレンシアと対戦。ベンゼマのPKで前半38分に先制するも、後半開始直後にバレンシアのサムエウ・リーノのゴールで同点に追いつかれた。その後、延長戦でも決着がつかずPK戦に突入。Rマドリードは4人全員がキックを成功させ、最後はこの試合のMVPに選ばれたGKクルトワのセーブで決勝進出を果たした。

スペイン・アス紙電子版によると、アンチェロッティ監督は試合後の会見でPK戦のキッカーの選考理由について言及。「最初の3人には最も経験のある冷静な選手たちを選んだ。ベンゼマ、モドリッチ、クロースがベストだよ。続いて非常に素晴らしいシュート力を備えているアセンシオを起用した。最後はビニシウスだったが…彼が蹴らないで済んで良かったよ(笑い)」とジョークを飛ばした。

Rマドリードは今週、アラバとチュアメニの主力2人がそろって負傷離脱。さらにバレンシア戦でもけが人を出すことになった。アンチェロッティはその件について「カマビンガは膝を打撲し違和感を抱えていた。ルーカス・バスケスは足首捻挫だと思う。そしてミリトンは目まいを起こしたが、もう良くなっている。カマビンガについては様子を見る必要があり、ルーカスはより深刻に思える」と説明。その上で「カマビンガとミリトンは何の問題もないと思う」と付け加えた。

Rマドリードは、12日に行われる準決勝もう1試合、バルセロナ-ベティスの勝者と15日の決勝で対戦する。(高橋智行通信員)