22年ワールドカップ(W杯)カタール大会にも出場したブラジル代表DFダニエウ・アウベス(39)が20日、スペインの裁判所に出廷し、判事から保釈なしの拘留を命じられた。

アウベスは昨年12月にバルセロナのナイトクラブで女性に対して性的暴行を加えたとして起訴されていた。

また同選手が所属していたメキシコ1部クラブ・ウニベルシダ・ナシオナルは契約の打ち切りを発表。レオポルド・シルバ会長はビデオ声明で「クラブ・ウニベルシダは、正当な理由によってダニ・アウベスとの契約を解除する。このクラブは選手たちがメキシコや世界の模範となるようにピッチ内外でプロフェッショナルな行動をとることを推進する。私たちの哲学を損なうような行為は許されない」などと理由を説明した。

アウベス側からの異議申し立てにより決定が覆らない限り、アウベスは裁判まで当局に拘留される。