レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が5日にホームで行われるスペインリーグ第20節バリャドリード戦で、公式戦3試合連続でスタメン入りするとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。

 

久保は先月29日に行われた古巣レアル・マドリード戦で公式戦2戦連続で先発出場。トップ下でプレーした前半は相手の堅い守備に苦しんだが、後半に入り右ウイングにポジションを変えたことでチャンスを作り始め、16分にあと1歩でゴールという惜しいシュートを放ち、今季2回目のフル出場を果たした。

 

チームは今節も多数の欠場者を抱えており、サディク、ソラ、ゲバラ、ミケル・メリーノ、ゴロサベル、チョー、パチェコ、シルバ、エルストンドの9人がけがで招集外。その厳しい状況の中、久保が公式戦3試合連続で先発出場し、Rマドリード戦の後半に効果を発揮した4-3-3の右ウイングで再びプレーすると同紙は予想した。

 

先発メンバーはGK=レミーロ、DF=スベルディア、スビメンディ、ル・ノルマン、リコ、MF=ブライス・メンデス、イジャラメンディ、オラサガスティ、FW=久保、セルロート、オヤルサバルとなっている。

 

Rソシエダードのスペインリーグ成績は19試合12勝3分け4敗の勝ち点39で3位と絶好調。対するバリャドリードは19試合6勝2分け11敗の勝ち点20で降格圏内一歩手前の17位と苦しんでいる。(高橋智行通信員)