トルコで起きた大地震で被災したガーナ代表MFクリスティアン・アツ(31=トルコ1部ハタイスポル)のパートナーの女性が、倒壊した同MFの住居ビルに救出機材を送るように呼びかけた。英BBC電子版が11日、報じた。

アツは当初「負傷しながらも、建物から救出された」と報じられた。しかし、すぐに同MFの代理人とハタイスポルのデミレル監督がアツの所在が不明だと明言した。

英国ニューカッスルに住むアツのパートナー、クレア・ルピオさんはBBCニュースのインタビューに「私は今でも彼が生きていることを祈り、そして信じています」と話したという。

ルピオさんは続けて「私はハタイスポル、トルコ当局、そして英国政府に対して、がれきの中から人々を救出するための機材を送ってくれるよう訴えます。特に、私のパートナーであり、子供たちの父親を」「彼らを救出するためには機材が必要です。そして時間がなくなってきているのです」と強調した。

トルコ南部とシリア北部では、地震とその後の余震で2万1000人以上が亡くなっている。アツは、ハタイスポルのスポーツディレクターであるタネル・サブート氏とともに、6日の地震以来姿を現していない。

アツの代理人は9日に「状況は変わらず、クリスティアン・アツはまだ見つかっていない。クリスティアンに会うか、彼と話をしない限り、これ以上の情報はない」とツイートしている。

ポルトの下部組織出身のアツはフィテッセやエバートン、マラガ、ニューカッスルなどでプレー。プレミアリーグは、トルコとシリアで人道的支援を必要としている人々に届けるため、災害緊急委員会(DEC)100万ポンド(約1億6300万円)を寄付することを発表している。プレミアリーグの選手や関係者も、今週末の試合では黒い腕章を着用する予定だ。