クラブ・ワールドカップ(W杯)の決勝がモロッコ・ラバトで行われ、欧州王者レアル・マドリード(スペイン)が5-3でアジア代表アルヒラル(サウジアラビア)に勝利した。史上最多を更新する5度目の優勝となった。

欧州勢の優勝は10大会連続。また両チーム合計8ゴールはクラブW杯決勝での最多記録となった。

Rマドリードはブラジル代表FWビニシウスとウルグアイ代表MFバルベルデが2ゴールずつを奪う活躍。フランス代表FWベンゼマも1ゴール1アシストをマークして勝利に貢献した。

アルヒラルではかつてレアルのライバル、アトレチコ・マドリードでプレーしたFWビエットが後半に2得点。しかし及ばなかった。

Rマドリードのアンチェロッティ監督は「我々は向上していると思う。後方ではいくつかミスがあったが、前線では多くの質の高いプレーがあった。故障していた選手も戻ってくる。カリム(ベンゼマ)、ミリトン、クルトワ…。このトロフィーは、シーズン終盤に向けて弾みをつけてくれる」。

「我々にとって良い大会だったし、最近の試合でも改善が見られた。残りのシーズンも1分1秒、1試合、1大会で最後まで戦い抜くんだ」などと話して喜んだ。