今月下旬に行われる欧州選手権予選2試合を戦うスペイン代表のメンバーが17日に発表された。

昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会後、ルイス・エンリケの後任を務めることになったルイス・デ・ラ・フエンテ新監督は、最初の2試合に向け26人を招集した。そのうち11人がW杯メンバーで、15人が入れ替わっている。

W杯メンバーで今回外れたのは、ウナイ・シモン、ジョルディ・アルバ、ギジャモン、アスピリクエタ、パウ・トーレス、エリック・ガルシア、ブスケツ(代表引退)、カルロス・ソレール、マルコス・ジョレンテ、コケ、アセンシオ、サラビア、フェラン・トーレス、ジェレミ・ピノ、アンス・ファティの15人。

一方、新たにメンバー入りしたのは、ケパ、ガヤ(W杯メンバーに選ばれるもけがで離脱)、イニゴ・マルティネス、ナチョ、ダビド・ガルシア、ペドロ・ポロ、スビメンディ、ミケル・メリーノ、ファビアン、セバージョス、ブライアン・ヒル、オヤルサバル、イアゴ・アスパス、ホセル、ジェラール・モレノ。この中でダビド・ガルシアとホセルが代表初招集である。

また、W杯メンバーに1人も選ばれていなかったRソシエダードは今回、バルセロナ、レアル・マドリードと並び、最も多い3人を輩出したチームとなった。

ルイス・デ・ラ・フエンテ新監督率いる新生スペイン代表はこの後、25日にノルウェー、28日にスコットランドと対戦し、24年にドイツで開催される欧州選手権出場を目指すことになる。

代表は以下の通り

▽GK ケパ(チェルシー)、ロベルト・サンチェス(ブライトン)、ダビド・ラヤ(ブレントフォード)。

▽DF ガヤ(バレンシア)、バルデ(バルセロナ)、ラポルテ(マンチェスター・シティー)、イニゴ・マルティネス(ビルバオ)、ナチョ(レアル・マドリード)、ダビド・ガルシア(オサスナ)、ペドロ・ポロ(トットナム)、カルバハル(レアル・マドリード)

▽MF ロドリゴ(マンチェスター・シティー)、スビメンディ(レアル・ソシエダード)、ガビ(バルセロナ)、ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダード)、ファビアン(パリ・サンジェルマン)、セバージョス(レアル・マドリード)、ペドリ(バルセロナ)

▽FW モラタ(アトレチコ・マドリード)、ダニ・オルモ(ライプチヒ)、ニコ・ウィリアムズ(ビルバオ)、ブライアン・ヒル(セビリア)、オヤルサバル(レアル・ソシエダード)、イアゴ・アスパス(セルタ)、ホセル(エスパニョール)、ジェラール・モレーノ(ビリャレアル) (高橋智行通信員)