リバプールやラツィオで活躍した元ブラジル代表MFルーカス・レイバ(36=グレミオ)が、心臓疾患のためサッカー界からの引退を表明した。

ルーカスは昨年12月からプレーしていなかったが、定期検診で心臓に異常があることが判明したという。

同MFは15年間、欧州でプレーした後、22年7月に自身がキャリアをスタートさせたグレミオに復帰したばかりだった。

17日に記者会見を開いたルーカスは「グレミオのこの3カ月間のサポートに感謝したい。私は引退を発表する」

「私は自分の好きなクラブで引退する。好きな終わり方ではないが」

「体調が回復する可能性に期待したが、そううまくはいかなかった。自分の健康が一番大事だ」などと話した。

ブラジル代表として24試合に出場したルーカスは、07年にグレミオからリバプールに移籍。在籍した10シーズンで345試合に出場した。

ルーカスは、10年にリバプールの年間最優秀若手選手、11年にはファンによる年間最優秀選手に選ばれた。

リバプールはSNSに「我々はみんな君とともにいる。輝かしいキャリアをおめでとう。人生の次の章での活躍を期待している」などと記した。