レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が19日にホームで行われるスペインリーグ第26節エルチェ戦で、公式戦3試合ぶりに先発復帰するとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。

久保は16日にホームで戦った欧州リーグ決勝トーナメント1回戦第2戦ローマ戦で公式戦2試合連続のベントスタート。後半26分より出場し、4-4-2の右FWでプレーした。前線で積極的に動き回り、32分にミドルシュートを打つが枠を外し、流れを変えられないまま0-0で引き分けた。2試合合計0-2で敗れ、同大会からの敗退が決定した。

マルカ紙はエルチェ戦に向け、久保が公式戦3試合ぶりに先発入りし、4-4-2の右FWで出場すると予想した。その先発メンバーはGK=レミーロ、DF=ソラ、ル・ノルマン、スベルディア、アイエン・ムニョス、MF=ブライス・メンデス、スビメンディ、イジャラメンディ、シルバ、FW=久保、セルロート。一方、サディクとエルストンドがけが、ミケル・メリーノとカルロス・フェルナンデスが出場停止で招集外だった。

Rソシエダードのリーグ戦成績は25試合13勝6分け6敗の勝ち点45で4位。公式戦ここ6試合未勝利が続き、大幅に調子を崩している。対するエルチェは25試合2勝7分け16敗の勝ち点13で最下位となっている。

エルチェ戦後に国際Aマッチ期間に入るため、久保は日本代表に合流し、国際親善試合キリンチャレンジ杯でウルグアイ(24日、国立)、コロンビア(28日、ヨドコウ)と対戦する。(高橋智行通信員)