マンチェスター・ユナイテッドがPK戦の末に日本代表MF三笘薫(25)が所属するブライトンを下して5季ぶりの決勝進出を果たした。
0-0のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入。両チーム7人のキッカーが蹴り、6-7で敗れた。後攻のマンチェスターUはカゼミロ、ダロト、サンチョ、ラッシュフォード、ザビッツァー、ベグホルスト、リンデロフの7人全員が成功させた。
マンチェスターUは6月3日にウェンブリー競技場で行われる決勝で宿敵マンチェスター・シティーと対戦する。決勝がマンチェスター・ダービーになるのは1871年に始まった長いFA杯の歴史の中で初めてとなる。
今季から就任し、すでにマンチェスターUにイングランド・リーグ杯のトロフィーをもたらしたオランダ人のテンハグ監督は、マンチェスターCの「3冠(プレミアリーグ、欧州CL、FA杯)」阻止のために全力を注ぐことを明言した。
「FA杯決勝では、全力を出し切るつもりだ。私が全力と言ったら、本当に全力だ。100%以上を出すのは無理だとしても、ファンのみんなには信じてもらっていい。シティーを相手に全力でぶつかるつもりだし、ファンにそれを見せたい」と意気込んだ。
マンチェスターUは名将ファーガソン監督のもと1998年-99年シーズンに3冠を達成した。一方マンチェスターCも18-19年シーズンにプレミアリーグ、FA杯、イングランド・リーグ杯の3冠を達成した。だがこちらは「国内3冠」と呼ばれ、欧州CLを含めた3冠こそが本当の3冠で、それを成し遂げたイングランドのクラブはマンチェスターUだけという認識が一般的だ。テンハグ監督は「3冠を達成したイングランド唯一のクラブ」という肩書を失わないためにも、FA杯決勝に必勝態勢で臨む。

