プレミアリーグのチェルシーが前パリ・サンジェルマン指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ氏(51)と新監督就任で合意したと、複数の海外メディアが報じた。近日中に正式発表されるとみられる。

ランパード暫定監督は今季終了までは引き続き指揮を執り、ポチェッティーノ氏は来季開幕からチームを率いることになるという。

ポチェッティーノ氏は、忙しくなることが予想される今夏の移籍期間を前に、トッド・ボーリー共同オーナーらと話し合いを行う見通し。クラブの余剰人員のカットについても、ポチェッティーノ氏の意見が反映される。

同氏は昨年パリSGを去って以来、監督業から遠ざかっていた。アントニオ・コンテ監督が退団した古巣トットナムの指揮官就任もうわさされたが、ESPNによると、トットナムからの正式な打診はなかった模様だ。

一方、チェルシーは最初からポチェッティーノ氏をルイス・エンリケ氏やユリアン・ナーゲルスマン氏らとともに5~7人の候補に入れ、話し合いを重ねる中で徐々に絞っていった。

ポチェッティーノ氏はエスパニョールやサウサンプトンで指揮を執った後、トットナムを5年半率いた。クラブを4シーズン連続でプレミアリーグトップ4でフィニッシュさせ、18-19年シーズンには欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝に導いた。

ただ優勝には縁遠く、メジャータイトルは21年5月にパリSGを率いて勝ったフランス杯が最初。そのシーズンはフランス1部リーグも制した。

チェルシーは昨年5月、ボーリー共同オーナーらが買収を完了してから約6億ポンド(約1040億円)を費やしてチームを強化。しかしチームは低迷し、現在は勝ち点43の11位となっている。