レアル・マドリードが、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)獲得に向け、所属クラブのドルトムントと基本合意したとスペイン紙マルカが26日に報じた。

Rマドリードは来季に向け、以前よりベリンガムを補強の最有力候補に挙げている。最近クラブ幹部がドルトムントを訪れ基本合意に達したという。Rマドリードは今週末に最終節が行われるブンデスリーガ閉幕後に正式発表する考えがあるとした。

同紙によると、ベリンガムのもとにはこれまで、Rマドリードを上回る好条件のオファーがいくつも届いていた。本人の希望は昔からRマドリードでプレーすることだったため、今回の移籍が実現するとのこと。そして契約期間は6年、移籍金は最低1億ユーロ(約145億円)+出来高になる予定。また年俸に関して、クラブ内でトップクラスにはならないと伝えている。

ベリンガムは今季ここまでドルトムントで公式戦42試合に出場し、14得点5アシストを記録している。昨年開催されたワールドカップ(W杯)にイングランド代表の一員として参加し、レギュラーとして活躍していた。

ドルトムントはブンデスリーガがあと1節で終了する中、勝ち点70で首位。勝ち点68で2位につけるバイエルンを抑え、11-12年シーズン以来、11季ぶりの優勝が間近に迫っている。

(高橋智行通信員)