スペインリーグ最終節が各地で開催され、元ブラジル代表の元祖“怪物”ロナウド氏がオーナーを務めるバリャドリードの2部降格が決まった。同クラブはわずか1シーズンで2部に逆戻りとなる。

バリャドリードは37試合を終えた時点で勝ち点39で降格圏最上位の18位にいた。最終節で勝利すれば残留の可能性もあったが、ホームでヘタフェと引き分けたため、順位を上げることができず、すでに降格が決まっていた19位エスパニョール、最下位エルチェとともに来季は2部でプレーすることになった。

最終節を前にカディス、ヘタフェ、バレンシア、アルメリア、セルタ、バリャドリードの6チームに降格の可能性があったが、バリャドリード以外の5チームが安堵(あんど)のため息をついた。特に冷や汗ものだったのが前節17位セルタ。最終節で今季優勝を果たしたバルセロナが相手だったが、2-1と競り勝って残留を決めた。