アルゼンチン代表の主将で、仏王者パリ・サンジェルマンを退団するリオネル・メッシ(35)が、元イングランド代表のベッカム氏が共同オーナーを務める米MLSインテル・マイアミに加入することを発表した。

7日にバルセロナの地元メディアのインタビューに登場。「マイアミに行くことを決断した。(クラブの財務状況から)バルサに戻れなくなった後、MLSに行って、違うやり方でサッカー人生を生き、日常生活をもっと楽しむ時が来た」などと説明した。

今夏のバルセロナ復帰を熱望していた。「(バルサ復帰を)本当に望んでいたし、戻れることにとてもワクワクしていたが、前回所属時のことと退団を経験した後、再び同じ状況にはなりたくなかった」と心情を吐露。バルセロナは21年に財務状況の悪化からメッシ引き留めができず、同FWはパリSGへ移籍せざるを得なかった。

サウジアラビア1部アルヒラルからの2年12億ユーロ(約1740億円)の巨額オファーは拒否。インテル・マイアミと結んだ契約は2年半+1年のオプションで、最長2026年末までになる模様。契約にはアップルやアディダスとの仕事も含まれ、クラブの一部株式を所有することにもなる。アルゼンチン国内の報道によるとシーズン最大1億ドル(約135億円)を稼ぐ可能性があるという。