来季セリエA昇格を決めるプレーオフ決勝の第2戦が行われ、アウェーのカリャリ(今季セリエBレギュラーシーズン5位)が1-0でバーリ(同3位)に勝利。2戦合計2-1でわずか1シーズンでの1部リーグ復帰を決めた。来季はフロジノーネ、ジェノアとともにセリエAでプレーする。

第1戦を1-1で引き分けていたカリャリはセリエA昇格には勝利するしかない状況だった。そんな中、0-0の後半ロスタイム4分、直前に途中出場していた34歳のFWパボレッティが右クロスに飛び込み、左足を合わせて決勝ゴールを押し込んだ。

カリャリは霧が立ち込め、嫌な雰囲気が漂っていた敵地スタディオ・サンニコラで虎の子の勝利をもぎ取った。引き分けに終わっていれば、レギュラーシーズン上位のバーリがセリエA昇格となるところだった。

カリャリの指揮官はあの15-16年シーズンに奇跡のプレミアリーグ優勝を果たした「ミラクル・レスター」のクラウディオ・ラニエリ監督(71)。昨年12月、解任されたファビオ・リベラーニ前監督の後任として、中位でくすぶっていた古巣のピンチに32シーズンぶり2度目の“登板”。見事チームをセリエAに導いた。

同監督は「カリャリは私の原点。このような時に戻ってこないわけにはいかないし、自分勝手なことはできない。この一戦で、すべてに報いることができた。カリャリは私のすべて。何年も前にカリャリで私はコーチになり、最高レベルの指導ができるようになった。この素晴らしい思い出を汚したくはなかった。カリャリで起きたことは一生忘れないだろう。私を(ホームタウンの)サルデーニャに戻してくれた人たちに感謝している」と話した。