セリエAのナポリは15日、新監督にフランス人のリュディ・ガルシア監督(59)の就任を発表した。チームを33季ぶりのリーグ優勝に導いたスパレッティ監督(64)は「私は少し疲れていて、娘と一緒に過ごしたい」などとし、契約を1年残しながら退任していた。

新指揮官は13~16年にローマを率い、DF酒井宏樹が在籍していたときのフランス1部マルセイユの監督を務めた。昨夏にサウジアラビアのアルナスルの監督に就任。今冬からクリスティアノ・ロナウドを擁していたが、4月に退任していた。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は「彼を心から歓迎し、幸運を祈っている」とコメントした。