サッカーフランスリーグのパリ・サンジェルマンを退団し、2年半の契約で米メジャーリーグサッカー(MLS)インテル・マイアミへ移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)がド派手なデビューを飾った。
MLSとメキシコ1部のクラブで争われるリーグ杯のクルスアスル(メキシコ)戦に、後半9分から途中出場。1-1の同ロスタイム4分に自らが倒されてFKを獲得。ゴール正面約23メートルの位置から“黄金の左足”でゴール左上に決勝弾を蹴り込んだ。
メッシはインテル・マイアミと年俸5000万~6000万ドル(約70~84億円)の2年半契約を結び、この日の試合でデビューを飾ることを目標としていた。
ただ過去にバルセロナやアルゼンチン代表でもメッシを指揮したことがあるマルティノ監督はメッシと、同じく新加入の元スペイン代表MFブスケツについて「金曜日(21日)にプレーできるとは思うが、先発か途中出場かは分からない」と慎重な姿勢を崩していなかった。それがふたを開けてみれば、さすがとしか言いようがない第一歩となった。
一方、スペイン代表DFジョルディ・アルバは今夏インテル・マイアミに移籍した3人目の元バルセロナ選手となったが、20日に加入が発表されたばかりで、この日のメンバーには選ばれなかった。
この日の一戦には米バスケットボールNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズ(10年にマイアミ・ヒートに移籍し、4年間の在籍で2つのNBAタイトルを獲得)、米アメリカンフットボールNFLのレジェンド、トム・ブレイディ氏(ペイトリオッツで活躍した後、フロリダ州タンパを本拠地とするバッカニアーズでもスーパーボウルを制覇)、テニスのセリーナ・ウィリアムズらが駆けつけた。メッシは試合前、ジェームズとハグし、言葉を交わした。
インテル・マイアミは現在、MLSでは最下位に低迷。だがMLSとメキシコ1部の全チームが参加する、リニューアルされたこのリーグ杯は「メッシとその仲間たち」にとって、即座に優勝カップを手にし、来季北中米チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるチャンスとなる。

