米インテル・マイアミの移籍したリオネル・メッシ(36)が、MLSを動かした? 韓国のメディア「マイデーリー」によると、人工芝でのプレーを拒否する発言をしたメッシの意向をかなえるため、現在人工芝を使用している6クラブが天然芝に張り替える準備を進めていると報じた。

同メディアは「ベッカムもイブラヒモビッチもかなわなかったことをメッシが一発で解決した…人工芝でやらない→天然芝に張り替えてあげる…神様効果」の見出しで、英国メディア「ギブミースポーツ」の報道を引用して伝えた。

人工芝はケガの危険性が高く、体への負担が大きいため、試合後の体力回復にも時間がかかると主張。過去のMLSでプレーしたベッカムやイブラヒモビッチも天然芝への張り替えを訴えたが、財政面や管理面などを理由に反応しなかったMLS各クラブが、今回のメッシの要望を受け入れる方向で進めているという。

報道には「シアトル、ポートランド、シャーロット、アトランタなど人工芝の6クラブはメッシがアウェー戦に出場しないと興行面と商業的な側面で大きな損失を受ける」と報じ「今回はMLS事務局も積極的で“人工芝に対する心配はよく分かる。今後数カ月ですべてのスタジアムを天然芝に張り替えるようにしたい。最高の選手たちが最高のパフォーマンスを出すための課程”とコメントした」と伝えている。