世界屈指の名門、リバプールに電撃的に加入した日本代表MF遠藤航(30)がいきなりホーム、聖地アンフィールドでのボーンマス戦、ホーム開幕戦でデビューした。
リバプールは2-1とリードした後半13分に、今夏ブライトンから移籍してきたアルゼンチン代表MFマクアリスターが危険なタックルで一発退場。それでも同17分にFWジョタのゴールで3-1とリードを広げた。
逃げ切りを図ったリバプール・クロップ監督は直後にオランダ代表MFガクポに替えて遠藤を投入。遠藤は守備的MFとして、時にハンガリー代表MFソボスライと並ぶような形で相手の攻撃に対応した。
移籍が決まったばかりでコンディションが万全ではないのか、遠藤は代名詞でもある強度の高い守備をあまり多く見せることはできなかった。簡単にドリブル突破を許すシーンも何度かあった。攻撃も安全にパスをつなぐプレーに終始し、この日は攻守両面において本領発揮とはいかなかった。
先発でアンカーの位置を務めたマクアリスターが次節アウェーのニューカッスル戦では出場停止。遠藤に先発の出番が回ってくる可能性は少なくない。これから徐々にコンディションを上げてくるのは間違いなく、今後はさらに本来の姿が期待できそうだ。
最高峰といわれるプレミアでプレーした日本人は11人おり、遠藤がデビューを果たし、偉大な12人目の日本人選手となった。
試合直前、クラブは日本代表主将について、公式サイトで「日本代表のキャプテンは金曜日にシュツットガルトからの移籍が完了し、プレミアリーグの試合に加わるために必要な書類を受け取った。したがって、遠藤は今日、デビューを果たす可能性がある」と伝えていた。
背番号3を背負う遠藤のリバプールでのデビューについては、ボーンマス戦には登録が間に合わず、次週のアウェー、ニューカッスル戦になる見通しも報じられていたが、電撃的な移籍成立&発表が18日、そして翌日にいきなり、デビューと、まるで夢のような展開で世界屈指のビッグクラブに、30歳にして確かな第1歩目を記した。
◆プレミアでリーグ戦に出場した日本人
<1>稲本潤一(02年=フラム)
<2>戸田和幸(03年=トットナム)
<3>中田英寿(05年=ボルトン)
<4>宮市亮(12年=ボルトン)
<5>香川真司(12年=マンチェスター・ユナイテッド)
<6>吉田麻也(12年=サウサンプトン)
<7>岡崎慎司(15年=レスター)
<8>武藤嘉紀(18年=ニューカッスル)
<9>南野拓実(20年=リバプール)
<10>冨安健洋(21年=アーセナル)
<11>三笘薫(22年=ブライトン)
<12>遠藤航(23年=リバプール)
※年はデビュー年。所属は初出場クラブ

