今季ラツィオに完全移籍加入した日本代表MF鎌田大地(27)が、レッチェとの開幕戦でいきなり先発入りし、セリエAデビューを果たした。

アンカーをおく4-3-3の布陣で、右のインサイドハーフに入った。機をみてボールを受けに下がり、すぐに前を向いて前線へ展開するなど鎌田にボールが集まる場面が序盤から増えた。相手を引きつけて味方にスペースを作る動きも繰り返した。

チームは前半26分に先制。MFルイス・アルベルトの左からの折り返しにFWインモービレがすべり込みながら合わせた。レッチェの厳しいプレスに苦しんでいたが、速攻で打開した。

加入からまもなくコンディションが万全ではない鎌田は後半10分に途中交代。中盤の組み立て役として、短時間で順応の早さを見せた。

一方でチームはこのあとリードを守れず。後半40分、42分と失点を重ねてまさかの逆転負けとなった。

次節は27日にホーム開幕戦でジェノアと対戦する。