国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は26日、女子選手にキスをしたスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長(46)に対し、暫定的な資格停止処分を下したことを発表した。
ルビアレス会長は20日の23年女子ワールドカップ(W杯)決勝で、スペイン代表が初優勝を飾った後に行われた表彰式の際、同国代表FWジェニファー・エルモソの唇にキスしたことで国内外から激しい非難を受け、大問題に発展していた。
その去就に大きな注目が集まる中、ルビアレス会長は25日に開催されたスペインサッカー連盟の臨時総会で辞任をしないことを明言。これを受けFIFAはこの日、規律委員会のホルへ・イバン・パラシオ委員長の決定として同会長に対し、すでに同委員会が24日に開始している懲戒手続きを待つことなく、26日付でサッカーに関する国内外全ての活動を暫定的に90日間禁止する処分を下したことを伝えた。
さらにパラシオ委員長はルビアレス会長、スペインサッカー連盟の役員および職員に対して、自身および第三者を通じてエルモソや近しい関係者と接触しないように命じている。
パラシオ委員長が下した決定は26日付でルビアレス会長、スペインサッカー連盟、欧州サッカー連盟(UEFA)に伝えられており、これを順守する必要がある。(高橋智行通信員)

