韓国代表でブンデスリーガ名門バイエルン・ミュンヘンDFキム・ミンジェ(26)が、アジア出身DFとしては初めてバロンドール最終候補30人に入った。フランスのサッカー専門メディアでバロンドールを主管する「フランス・フットボール」は7日(韓国時間)、バロンドール最終候補30人を発表した。

キムは、21-22シーズンにギリシャリーグのフェネルバチェで欧州のキャリアをスタート。1年で実績を残し、セリエAナポリに移籍すると、同リーグDF部門のMVPに選ばれるなど、チームの33年ぶり優勝に貢献して株を上げた。その実績で今シーズン前にブンデスリーガ名門B・ミュンヘンに移籍するなど、欧州挑戦2年でトップに上り詰めた。

過去、バロンドールで歴代アジア最高位は、プレミアリーグで得点王になった22年にトットナムMF孫興民(ソン・フンミン=31)の11位。バロンドール最終候補30人で、アジア出身選手が得票を記録したのは孫興民が2度、イラク代表FWユニス・マフムードと、3例だけで、いまだ日本人選手は得点を記録していない。