サッカーのアルビレックス新潟シンガポールは14日、元日本代表FW李忠成(37)が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。16日のリーグ最終戦終了後に引退セレモニーを行い、サポーターにあいさつをするという。
李は元日本代表でAマッチ11試合2得点。中でも11年アジア杯カタール大会決勝(対オーストラリア、1-0)では、決勝点となるボレー弾で日本を優勝に導いた。
チームを通じて、李はコメントを寄せた。
「今シーズンをもって現役から退く決断をしました。当然1人では20年間プロサッカー選手としてプレーを続けることはできませんでした。私の家族、チームメートとスタッフ、サポーター、スポンサーの方々含めて全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、20年間プロサッカー選手としてプレーさせていただいた、FC東京、柏レイソル、サンフレッチェ広島、サウサンプトン、浦和レッズ、横浜Fマリノス、京都サンガFC、アルビレックス新潟シンガポールの8チーム、本当にありがとうございました。
20年間のキャリアを振り返ってみると、当然悔しい時、悲しい時もありましたが、いつも誰かに支えられて本当に素晴らしいサッカー人生を送ることができました。プロサッカー選手は今年で引退しますが、これからもサッカーには携わっていきたいので次のステージでサッカー界に貢献していきたいと思っています。
サッカー選手引退後の活動の1つとして、来年より、日本1周をしながら47都道府県の子供達にサッカーの楽しさ、本質を教える活動をしようと考えています。
こちらも次の挑戦として期待してもらえればと思います。
このタイミングでの引退発表となりましたが、16日、ホームで行われるリーグ最終戦では試合終了後に、リーグ優勝セレモニーと同時に引退表明をサポーターの皆さまにさせていただく機会をいただきました。アルビレックス新潟シンガポールの是永会長をはじめとするスタッフの皆さまには感謝していますし、これからもこのクラブを応援したいと思います。
リーグ終了後も12月までカップ戦が続くので、再びチーム一丸となり、良いサッカーをお見せしたいと思います。
最後になりますが、今まで私に携わっていただいたすべての方々に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」
◆李忠成(り・ただなり)1985年(昭60)12月19日生まれ。東京都田無市(現西東京市)出身。柏、広島を経てイングランドのサウサンプトンへ移籍。13年に東京へ移籍し、14年に浦和へ。19年から横浜、20年から京都、22年から新潟シンガポールへ移籍した。日本代表でAマッチ11試合2得点。182センチ、73キロ。

