E組で日本代表MF遠藤航(30)が所属するリバプール(イングランド)は敵地でLASK(オーストリア)に3-1で逆転勝ちした。前半14分に先制点を許したが、後半に3点を集めて地力の違いを示した。

リバプールは直近のリーグ戦から先発全員を入れ替えた。遠藤は先発し、欧州国際大会デビューを果たした。ただ、パスミスが目立つなど精細を欠き、前半8分には単純な右足での縦パスを失敗。同27分にも右から左へのサイドチェンジの左足でのパスが相手にカットされた。その1分後に攻め上がってペナルティーエリア手前から右足でシュートを放ったが、相手にブロックされた。プレーに安定感を欠き、FWヌニェスのPKで同点に追い付いた1-1の後半16分に退いた。

チームは後半18分にFWディアスのゴールで勝ち越し。同43分には途中出場したFWサラーの技ありのゴールで突き放し、白星発進した。