サッカー・プレミアリーグのトップ審判であるマイケル・オリバー主審(38)が、サウジアラビアリーグから“移籍”を打診されており、その話に前向きだと、英サン紙電子版が報じた。

サウジアラビアリーグの多くのクラブは地元の主審をあまり信用しておらず、リーグは今季終了までの間に欧州の審判たちを集めることを目標としている。オリバー主審はそのトップターゲットの1人だという。

オリバー主審は今週、イングランドの審判統括団体(PGMOL)の許可を得て中東を訪れ、28日に行なわれたUAEリーグのシャールジャ-アルアイン戦の主審を務めた。

プレミアリーグの審判は「1試合契約」で海外での試合を担当することができ、オリバー主審は週中のイングランド・リーグ杯3回戦ではなく、アルアインが3-2で勝利した試合を担当した。

プレミアリーグの審判の年俸は12万~30万ポンド(約2230万円~5570万円)。サウジアラビアでの年俸はこれを大幅に上回る見通しだ。

PGMOLは先週、「他リーグから私たちの審判に関心が寄せられることは、イングランド人審判が世界的に高い評価を得ていることを示すものです」との声明を発表した。