日本代表MF遠藤航(30)が所属するリバプールは、トットナムとの無敗対決に敗れ、今季初黒星を喫した。
リバプールは前半26分にMFジョーンズが危険なタックルで一発退場。数的不利となった同36分に相手の主将で韓国代表FWの孫興民に先制ゴールを決められた。
それでも諦めないリバプールは前半終了間際にFWガクポが同点ゴールを決めて1-1で折り返した。
しかし後半開始からガクポに代わって途中出場したFWジョタが、同23分、24分と立て続けにイエローカードをもらって退場してしまった。
9人になったところでリバプールのクロップ監督は完全に引き分け狙いにシフトチェンジ。同28分にFWディアス、DFゴメス、FWサラーに代わって守備力のある遠藤、DFコナテ、DFアレクサンダーアーノルドの3人を投入。5-3の2列でトットナムの攻撃を封じようとした。
遠藤らの奮闘で、あと少しでドローというところだったが、後半ロスタイム6分に相手の右クロスをクリアしようとしたDFマティプがオウンゴール。リバプールは1-2で敗れた。
この日は首位マンチェスター・シティーもウルバーハンプトンに敗れたため、リバプールは勝てば首位浮上のチャンスだったが、2位から4位へ後退となった。