サッカーの日本代表で3度のワールドカップ(W杯)に出場した本田圭佑が18日、X(旧ツイッター)にサッカーの指導者ライセンス制度に関する、自身の考えを投稿した。
ライセンスを取得せず、カンボジアで実質的な代表監督を務めた経験を持ち、指導者としてW杯優勝という壮大な目標を掲げている本田は、英語では初めて、この問題について意見を表明した。
全文は次の通り。
サッカーのプロコーチングライセンスについて
私は、ライセンスを保持していない。最初は、取得のためのプログラムに、長い時間を費やしたくなかった。だから、取得しようとは思わなかった。
しかし、今は、このルールが私にとって意味をなさないと思うので、取得しようとは思わない。ここで、私の考えをお伝えさせていただく。
ライセンス制度が作られた当時は、コーチのレベルの差について、混乱が生じている状況だった。選手、ファン、スポンサーがその影響を受けた。サッカー業界発展のために、当時は、ライセンス制度が必要な状況にあった。
サッカーの世界が発展し続けるにつれ、コーチの価値も着実に高まっており、お金を払ってライセンスを取得する人も増えている。
その価値が増加するにつれて、ライセンスはだんだんと、ランク付けされ、プログラムはより細かくなっていった。それぞれのレベルのライセンスごとに、お金を稼ぐことができるようになり、今ではかなり大きな事業になったと感じている。
繰り返しになるが、ライセンスは、大ざっぱにいえば、レベルやお金に関し、サッカー業界を発展させるために不可欠なものだった。
すべてのファンとFIFAが将来のため、多くの努力を続けていることは知っている。だが、私は現在のシステムを変えるアイデアを提案したい。こちらの方が、いい考えだと思う。
■コーチングライセンスを購入できるシステムを導入する。購入によるライセンスと、これまでの通常のライセンスとを区別できるようにする。それにより、コーチを雇う側のクラブの質の高さが、求められることになる。購入ライセンスを持っている人を雇いたくなければ、これまでのように正規ライセンスを持っている人を選べばいいだけの話。現在のサッカー界は、このライセンス制度のおかげもあって、レベルの高いコーチが増えている。低レベルのコーチは着実に淘汰(とうた)されている。コーチライセンスが不可欠になった当時の懸念は、もはやないといっていい。競争がよりオープンになることで、指導者の質の向上、と同時に、サッカー界の発展がさらに進むと思う。世界が多様性を受け入れている時代であり、コーチの中にもさまざまなサクセスストーリーがあるべきではないか。
これが私の考えであり、現在のコーチングシステムを変えることになると信じている。最後まで読んでいただきありがとうございました。

