レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(64)が長期離脱中のGKクルトワとDFミリトンについて、「4月14日のマジョルカ戦以降、試合に出られるようになると思う」と復帰時期の見通しを示した。

Rマドリードは2日、アウェーで行われるスペインリーグ第27節でバレンシアと対戦する。その前日会見で明かしたことを、スペイン紙マルカが伝えた。

アンチェロッティ監督は、まず2月10日のジローナ戦で左足首を捻挫し、ここ3試合欠場が続いているベリンガムについて、「100%の状態だ。チームでほとんど練習できていないのは確かだが、もう万全の状態で、足首に問題はないので明日は出場する予定だ」と説明した。

昨夏前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷を負ったクルトワとミリトンの復帰時期についても言及。「まだその日付は決まっていないが、国際Aマッチ期間と国王杯決勝によるリーグ戦の中断期間を生かす必要がある。彼らはその時、チーム練習に参加することになるだろう。4月14日のマジョルカ戦以降、試合に出られるようになると思う」と明かした。

また、今節の舞台であるバレンシアのホームスタジアム、メスタージャは昨季の対戦時、FWビニシウスに対する人種差別的な発言で逮捕者が出るほど大問題になった場所。そのためビニシウスを招集外にすることを考えたかという質問されると、アンチェロッティ監督は「いや、そんなことは考えなかった。我々が考えているのは素晴らしいサッカーをすることだ。なぜかって?サポーターが臨むのはスペクタクルな試合だからだ。昨季起こったことを忘れてはいけないし、人種差別は犯罪なので、バレンシア自身でその犯人を特定したのは素晴らしかった。また我々は悲劇を過ごした街(※先月22日にバレンシア市内の14階建ての集合住宅で大規模な火事)に行くので最高の試合をしたい。バレンシアも同じことを考えていると思う」とした。(高橋智行通信員)