レアル・ソシエダードMF久保建英(22)が4日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦(日本時間6日午前5時キックオフ)に向け「明日は僕たちにとって素晴らしい日になると思う」と話した。

試合前日の公式記者会見に出席し「欧州屈指のチームと渡り合うためにはベストの状態のラ・レアル(R・ソシエダの愛称)が必要だ。ここ(会見場)にいる人たちを見れば、それがただの試合ではないことが分かるだろう。アタッキングサードで正確にプレーできるかどうかがカギになる。それがラ・レアルがとても絶好調の時と、何かがかけている時の違いだよ」と話した。

第1戦はアウェーで0-2で負けた。一部ファンからは、絶望的との見解もある中で「第1戦はあのような形で0-2で負けてしまったので、サポーターの気持ちが落ち込んでいるのは確かだけど、彼らはパリ・サンジェルマンが自分たちのホームでいい試合をしたのだから、僕たちもホームでいい試合をやって2点以上を取り、素晴らしい結果を得られると考えなければいけない。サポーターのみんなには僕たちを100%信用してくれるように伝えたい。全力で戦うつもりだし、明日は僕たちにとって素晴らしい日になると思う」と意気込みを語った

1次リーグでは、昨シーズン決勝進出クラブのインテル・ミラノに2戦2分けだった。その試合のことを聞かれた久保は「2試合ともいいプレーをしたにもかかわらず、どちらも引き分けに終わってしまったので、あのような試合では不十分だ。特にチャンスをものにする時に関して、僕たちはもっとうまくやる必要がある」と答えた。返答した。

さらに、エムバペの退団が決定的になっていることがパリ・サンジェルマンに影響するかについて質問され「そのことについては分からないし、僕たちは他のチームの選手のことは心配するためにここにいるのではない。ホームで何試合も勝てていないので今度こそ勝ちたいし、明日は死にものぐるいで戦わなければいけない」とコメントした。(高橋智行通信員)