大会最多14度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)はホームでライプチヒ(ドイツ)と1-1で引き分けた。2戦合計2-1で、苦しみながらも4季連続のベスト8進出を決めた。

スペインの検察当局に脱税の疑いで告発されたレアル・マドリードのアンチェロッティ監督は試合後の会見で「弁護士らと解決策を話し合っている最中。私は無実であると確信している」と語った。

AP通信によると、同監督は2014、15年にペーパーカンパニーを通じて収入の一部を隠して税金を回避したという。その金額は約100万ユーロ(約1億6000万円)。検察当局は同監督に対し懲役4年9カ月を求刑した。

イタリア出身のアンチェロッティ監督は欧州5大リーグの全てで優勝を経験した唯一の指揮官。Rマドリードで13-14年のCLを制覇し、同クラブで監督に復帰した21-22年シーズンにも国内リーグとCLで優勝した。ACミラン(イタリア)でも2度のCL優勝を経験。今大会で監督としての最多記録を更新する5度目のCL制覇を目指している。