【ビトリア(スペインバスク州)高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が右太ももの裏を痛め、前半44分に途中交代した。

アラベスとのバスク・ダーで、久保にアクシデントが起きた。前半42分、ボールを追いかけた後に急にピッチに座り込んだ。相手選手に足を伸ばしてもらう応急措置をしたが、このままFWベッカーと交代。足を引きずりながら自らの足でベンチに下がった。

3トップの右で先発出場。雨が降り、途中からヒョウに変わる悪コンディション。急激な気温の変化、滑るピッチもあり、筋肉に異変が起きた。ハムストリングスに肉離れを発症したような様子だった。

試合は後半14分、CKからDFパチェコが頭で押し込み、Rソシエダードがアウェーで先制点を挙げた。終盤に押し込まれる場面もあったが、この1点を守り抜きリーグ3連勝となった。

次節は14日にホームでアルメリアと対戦する。