今季限りで現役を引退した元日本代表でブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトMF長谷部誠(40)が24日、都内で引退会見を行った。執行役員のマルクス・クレーシェ氏とともに黒のスーツ姿で登壇した長谷部は、日本代表がワールドカップ(W杯)で史上初のベスト8にいくために、世界的ビッグクラブでプレーする選手が出てくることをポイントの1つに挙げた。
自身も日本代表の主将を約8年間にわたって務め、W杯では2度、ベスト16の舞台を経験。2010W杯南アフリカ大会ではPK戦でパラグアイに敗戦、年2018年W杯ロシア大会ではベスト8まであと1歩のところに迫ったが、ベルギー代表との熱戦に敗れる「ロストフの悲劇」を経験した。
肌身で知るベスト8の高い壁。「日本サッカーは進歩しているが、ここからの段階の方が、今までよりももっと大変で難しい領域に入っている」と、長年ヨーロッパの厳しい環境でプレーしたことも含めた実感を語った。
日本代表も大半が海外組を占めるようになり、欧州チャンピオンズリーグでプレーする選手も増えた。長谷部は「今で言えばマンチェスター・シティーやレアル・マドリードのようなクラブで中心としてプレーする選手が出てきたら上にいけるのではないかなと思う」と、世界トップ中のトップになる選手の登場を願った。
続けて「指導者もメディアも含め、すべての人のレベルアップが必要。みんなが一緒になってやっていけたらいいし、自分もその一部になりたい」と語った。

