スタッド・ランスのFW中村敬斗(25)はアウェーのサンテティエンヌ戦で1-3の後半13分から今季初出場し、その約10分後にアシストを記録した。
主戦場の左サイドから仕掛けて相手2人を引きつけてラストパス。ペナルティーエリア手前からMFテウマが左足で決めて1点差に迫った。その後も中村は相手2人の間をすり抜けるドリブルから右足でシュートを放つなど何度も好機に絡んだ。追い付くことはできず、チームは2-3で敗れたが、中村のコンディションは良さそうで今後に期待の持てる内容だった。
昨季はフランス1部リーグで11ゴールを挙げたものの、チームは入れ替え戦に敗れて2部に降格し、中村は移籍を望んでいた。フランス紙レキップなどによると、スペイン1部ビリャレアルが1800万ユーロ(約30億6000万円)の移籍金を提示したが、Sランス側が拒否。けがの影響はあったものの、2部リーグ開幕後もベンチ入りせず、今月上旬の日本代表の米国遠征メンバーからも外れていた。
クラブは11日、中村について「プロ意識と野心を持ってチームのために全力を尽くすことを経営陣、スタッフ、そしてチームに再確認した」と声明を出していた。

