【ナッシュビル近郊(米国)12日(日本時間13日)=永田淳】FIFAワールドカップ(W杯)に臨む日本代表は、1次リーグ第1戦のオランダ戦(14日、ダラス)に向けて、ナッシュビルのベースキャンプで調整した。

MF中村敬斗(25=スタッド・ランス)は「本当にチームのコンディション上がってきているし、いい状態にあるので、本当に試合が楽しみ」と自信。自身初のW杯初戦を心待ちにした。

左ウィングバックでの先発が予想されるオランダ戦を前に、意識を強めたのはディフェンス面だ。

「もちろん攻撃はストロングポイントだけど、まず守備から。(オランダに)ボールを持たれる時間が長くなる可能性も高いと思うので、しっかり相手の攻撃を潰す。ふわっと入らず、守備から入るっていうのはチームとしてあると思うので。僕個人としては、攻撃のためにエネルギーをためることは全くないし、守備でまずやらせなかったらいい」

守備意識を高く持って試合に入ることを強調した。

さらに、対峙(たいじ)することになる相手対策にも余念がない。「マッチアップするとしたらダンフリース選手なのかなと思う。高さがあってスピードもある選手なので、しっかり警戒して仕事させないように頑張りたい」と、インテル(イタリア)でプレーするサイドプレーヤーを封じるイメージを膨らませた。

日本として理想的だと考えるのが、今年3月に初めて勝利した世界屈指の強豪との戦いだ。「イングランド戦をイメージできていたらいいかなと思うし、カウンターで刺せれば、勝てるチャンスはあると思う」。粘り強い守備からの鋭い攻撃が、ポイントになるとした。

MF三笘薫がけがでメンバー外となったこともあり、左サイドでの期待度は格段にアップした。出られなかった選手の思いも抱いて戦う背番号13が、攻守でサイドを活性化する。