日本(FIFAランキング18位)がブラジル(同6位)に1-2で屈した。前半29分にMF佐野海舟(25=マインツ)が先制点を奪ったものの、後半10分に同点とされると、後半アディショナルタイムの50分にFWマルチネリ(アーセナル)に決勝点を奪われた。

   ◇   ◇   ◇

今大会2得点を挙げ、不動の1トップとして躍動したFW上田綺世(27=フェイエノールト)は、「本気で優勝できる可能性があるチームだったのでこの結果で終わって悔しい」と唇をかんだ。

1-0でリードした後、チームが守備中心となり、なかなかボールが回ってこなかった。

上田は「我慢時間は絶対必要だった」と話すが、後半から一気に戦術を変え、厳しい守備に対してもシンプルかつハイクオリティーのクロスを上げるブラジルに衝撃を受けた。

「どんなクオリティーでもしっかりクロスをシンプルに上げてくるのが、一番日本としては嫌だった。(代表の)レベルが上がっても、クロスはなかなか対応するのが難しくなってくる。これはどういうメンバーになっても課題になってくる」と話す。

とはいえ、1次リーグ第2戦のチュニジア戦では日本人初の1試合複数得点をマーク。今大会は4年前に比べて「自分自身のプレーのクオリティーもそうだし、終わった時の感情、大会前の感情、すべてにおいて違う感情になった」と変化をかみしめた。

日本の攻撃の最前線に立った男は「W杯で使ってもらえたのは、その瞬間で一番評価されたFWとイコール。僕はその責任を背負ってプレーしていた。ただ、それは強い弱いではなく結果で示さなければならない。FWとして世界トップの国を圧倒できるようなクオリティーが必要になってくる」とさらなる自覚を口にしていた。

延長戦突入が予想された終盤で逆転され、攻めきれなかった。

「自分が勝たせられなかったFWだったのが全て。その一発が、1点がのどから手が出るほど欲しかった。その中でチームを救えなかったのが悔しい」と自責の念を口にした。

【動画】ブラジル相手によくやった 試合終了のホイッスル…号泣する田中碧、日本サポーターも涙涙涙

【ライブ詳細】日本代表、佐野海舟先制ゴールもブラジルに逆転負け…3大会連続16強入りならず