ノルウェー(FIFAランキング31位)の怪物FWアーリング・ハーランド(25=マンチェスターC)が2得点を決め、王国ブラジル(同6位)を2-1で撃破した。史上初の8強進出となった。
0-0で迎えた後半34分にMFシュルデルップ(ベンフィカ)が左からクロスボールを送ると、ゴール前で待ち構えたハーランドが打点の高いヘディングシュートで先制。1-0の同45分にはシュルデルップのパスを受けたハーランドが相手守備の股を抜き、左足で強烈なミドルシュートを打ち込んだ。
ハーランドは1次リーグ第1戦イラク戦で2得点、第2戦セネガル戦で2得点を奪取。出場機会がなかった第3戦を挟み、決勝トーナメント初戦コートジボワール戦でも1得点を決めており、出場4試合連続ゴールとなった。
今大会の得点ランキングでも、アルゼンチンのリオネル・メッシ(39=マイアミ)、フランスのキリアン・エムバペ(27=レアル・マドリード)に並び、7得点でトップタイとなった。
前回22年カタール大会はエムバペが8得点で得点王。1大会2桁得点の選手は1970年メキシコ大会ミュラー(西ドイツ)の10得点を最後に出ておらず、今大会は56年ぶりの2桁得点の選手誕生にも期待がかかる。1大会あたりの最多ゴールは、1958年スウェーデン大会フォンテーヌ(フランス)の13得点となっている。
◆今大会の得点ランキング
<1位:7得点>ハーランド(ノルウェー)、メッシ(アルゼンチン)、エムバペ(フランス)
<4位:5得点>ハリー・ケイン(イングランド)
<5位:4得点>デンベレ(フランス)、オヤルサバル(スペイン)、サール(セネガル)、ヴィニシウス(ブラジル)
◆アーリング・ハーランド 2000年7月21日、英国リーズ生まれ。ノルウェーのプリン育ち。元ノルウェー代表の父と陸上選手だった母を持ち、幼い頃から優れた身体能力を示して各年代別代表で活躍。19年のU-20(20歳以下)W杯では1試合9得点の離れ業をやってのけた。モルデ(ノルウェー)、ザルツブルク(オーストリア)を経て19歳でドルトムント(ドイツ)に移籍し、公式戦通算89試合86得点。22年5月にマンチェスター・シティー(イングランド)入り。プレミアリーグ得点王3度。公式戦通算198試合162得点。ノルウェー代表では国際Aマッチ通算54試合62得点。195センチ、94キロ。利き足は左。


