アメリカのドナルド・トランプ大統領は、ワールドカップ(W杯)を戦うアメリカFWフォラリン・バログン(25)が次戦のベルギー戦への出場停止処分が猶予されたことを受け、自らが国際サッカー連盟(FIFA)に再検討を求めたことを明かした。

FIFAは要請を受けて、処分を12カ月間停止することを発表。バログンはベルギー戦に出場できることになった。

ホワイトハウスで5日演説したトランプ大統領は「ファウルだとは思わなかったため、判定の見直しを求めた」と述べた。

FIFAのインファンティノ会長とも話したことを認め「(処分が実施されていたら)大きな汚点を残しただろうと思う。私が彼らにどうすべきかを指示することはできない。彼らが決定を下したとは思っていない。委員会が決定を下したのだと思う。そしてそれは正しい決定だった」と話した。

バログンは今大会3ゴールを挙げているアメリカの得点源。決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツィゴビナ戦で相手選手へのファウルで一発退場。1試合の出場停止が科されていた。

今回の一連の行動を受け、欧州サッカー連盟(UEFA)、ベルギー協会に加えイングランドのトゥヘル監督らがFIFAの対応を非難した。また、ベルギー協会は停止処分が次戦に実行されるよう控訴している。

アメリカのポチェッティーノ監督がバログンを起用するのか、試合を前に注目度は一気に高まっている。(ニューヨーク=佐藤隆志)